こんにちは。
私は移動中に「少年ジャンプ+」で漫画を読むことが多いのですが、ずっとお気に入りだった作品が
最終回を迎えたんですよね。
阿賀沢紅茶先生の「正反対な君と僕」です。
正反対な君と僕 1 (ジャンプコミックス) [ 阿賀沢 紅茶 ] 価格:660円 |
あらすじ
主人公は、明るくてどんな人とも仲良くできるものの、内心では「周りの目」が気になってしまい
友達からの誘いを断れなかったり、好きなタイプも話題の俳優と言ってしまったりと必要以上に
空気を読んで行動をしてしまう女子高生「鈴木」。
みんなの前では明るくふるまっているものの、鈴木は周りに合わせてしまう自分に時々疲れてしまいます。
一方、鈴木のクラスメイト「谷君」はクラスメイトからは「物静かな眼鏡の子」くらいにしか思われていない
寡黙な男子ですが、グループ課題では自分の意見をしっかり言い、接する人によって態度を変えず人に合わせる
ことをしない性格です。
自分と「正反対」な性格への憧れもあり谷君への恋心が芽生えた鈴木は、好きだということが周りにバレないように
ついつい谷君にダル絡みをしてしまいます。
ある日、ひょんなことからクラスメイトに谷君への気持ちを打ち明けることになった鈴木はその足で
谷君のもとへ向かい告白し、二人は付き合うことになります。
というのが第一話のおおまかなあらすじです。
ここから、高校生活でのイベントを通して二人の性格や関係性の移り変わり、クラスメイト達の
恋愛模様や思春期特有の感情の移り変わりなどがリアルに描かれます。
読んでたらニヤニヤしてしまう!!
この作品の何がいいかというと、高校生の感情が非常に解像度高く描かれているところなんですよね
付き合い始めてからの鈴木と谷君のやり取りも、初めのうちは素を出し切れずに二人でいるときは
頭で色々考えてしまって空回りてしまったり、相手の何気ない一言でテンションが上がって
家に帰ってから悶絶したりと、誰しもが経験したことのある感覚を思い出させてくれます。
(※こんな青春を送っていた訳ではない←)
高校生なんて10年程前になってしまった私ですが、彼らの青春を横から見ることができて
読んでいるとついニヤニヤしてしまいます。。。
作品の中では、鈴木と谷君のクラスメイト達にクローズアップされた物語もあるのですが、
私は特に平君と東さんの関係性が気に入っています。
ティラズマ尊い!!!(平と東を略してティラズマ、named by 鈴木)
原画展開催をやるらしい
そんな正反対な君と僕ですが、2024年11月25日の配信回にて最終話を迎えました。
いやあ、漫画に限らずですがいい作品に出合うと、終わり方が気になるから完結まで早く読みたい
という気持ちと同時に、まだこの世界観に浸っていたくて終わってしまうのが悲しいという気持ちにも
なりますよね。。。
完結を記念して、物語の最後に描かれた「卒業式」をテーマに原画展が開催されます!!
原画展では阿賀沢先生の書下ろしイラストを使用したグッズも多数販売されるようですね!
アニメ化決定!!
また、TVアニメ化も決まっているようです!!
ラパントラック制作で、2026年1月放送開始予定とのこと。
鈴木と谷君、クラスメイト達の青春を動きと音声有りでもう一度見ることができるのは
非常に楽しみですね!!!
おわりに
今回は、ジャンプ+で連載されていた「正反対な君と僕」という作品をご紹介させていただきました。
高校を卒業して10年以上経つ私ですが、久しぶりに青春のキュンキュンした気持ちを感じることができて
とても好きな作品でした。
現在中学、高校で青春を過ごしている方はもちろん、卒業してしばらく経ってしまった大人の方にも
高校生活で感じていたあの感情を思い出せるので、是非読んでみてください!!
ちなみに、阿賀沢紅茶先生の前作である「氷の城壁」という作品も、雰囲気は違いますが
同じく高校生活を舞台としていて思春期の感情の動きなどが細かく描写されている作品で
おすすめです!!
価格:990円 |
それでは。
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