こんにちは。
実は最近、自宅の脱衣所にあるスペースに棚が欲しいなと思い、DIYで作成してみました。

どうでしょうか。個人的にはなかなかの出来栄えではないかと思っています(^^)/
この棚は「ラブリコ」という商品を使って柱を作ってそこに板を取り付ける形で作成しました。
そこで今回はラブリコを使った棚の作り方をご紹介してみたいと思います。
・何があればできる?
・どれくらいのコストでできる?
このようなことが気になる方は是非参考にしてみてください。
ラブリコとは
ラブリコとは、ホームセンターなどで購入できる木材に取り付けることで、取り付けた木材を突っ張り棒のように
使うことができるようになるパーツです。
楽天市場では、1セット(柱1本分)で1,068円+送料660円で購入することができます。
(2025年5月17日現在)
棚を作成する際はこれを2セット分使用します。
使用可能な木材は、2×4材(ツーバイフォー材)、1×4材(ワンバイフォー材)になりますが
今回は2×4材を使用しました。
2×4材はホームセンターでも購入可能ですが、床から天井までの柱にしようとすると2m程度の
長さ必要なので家まで持って帰るのが大変ですよね・・・
最近はネットでも注文できて、長さも注文してカットしてもらえるので断然こちらの方がおすすめです!
楽天で見てみると、2×4材は1,820mmで960円、2,438mmで1,480円(送料別)で購入することができます。
(2025年5月17日現在)
設置場所の天井高さによって必要な長さは異なりますが、棚に使用する2本分でおよそ2,000円~3,000円程度ですね。
ラブリコを使って2×4材を柱として設置することで、自宅の壁や柱を傷つけることなく棚を作成したり
壁掛けのフックを取り付けるなど様々な使い方ができるので壁面を自分好みに飾り付けたりすることが
可能になります。
ラブリコ以外に必要なもの
今回はラブリコを取り付けた2×4材を柱として、壁際に棚を作成してみました。
ラブリコ以外に揃えた材料、工具等は下記の通りです。
・棚板
・棚受け
・棚受け用レール(棚柱)
・ネジ
・ドライバー
・メジャー
また、無くても何とかなりますがこれらもあると便利です。
・鉛筆かシャープペンシル(部品取り付けの際に目印を付けて後で消せるように)
2×4材に直接棚受けを取り付ける場合は棚柱は必要ありませんが、今回は棚の高さを調整できるように
棚柱とそれに合わせた棚受けを購入しました。
棚の製作
棚の作成は大まかに下記の4工程で行いました。
②棚板への棚受けの取り付け
③ラブリコを2×4材に取り付け、壁際に設置
④棚板の設置
①2×4材への棚柱の取り付け
まずは2×4材へ棚柱を取り付けます。
この時、左右で棚柱の高さがずれてしまうと後で棚板を設置する際に水平にならないので
取り付け場所を調整する必要があります。
私は2×4材を並べて定規を当てて線を引くことで同じ場所に取り付けられるようにしました。
棚柱の上部と下部になる場所それぞれに線を引いておくと分かりやすいと思います。

次に、横方向の棚柱の設置位置を決めます。
2×4材の幅は約89mm なので中心は端から約45mmの位置になります。
先ほど引いた線に沿って2×4材の端から45mmの位置に縦方向に印を付けます。
横線に対して十字になるようにするとずれにくいと思います。
あとは、印の上下部分に棚板を合わせてネジ留めをすれば完成です。

②棚板への棚受けの取り付け
次に、棚板に棚受けを取り付けます。
棚板は用途に合わせて大きさや材質を選ぶことができますが
今回は設置場所のサイズに合わせて250mm×1200mm×18mmのものを使用してみました。
私はホームセンターで購入したのですが、棚板も楽天などのネットで購入することができるので
持ち運びを考えるとネットでの購入が便利ですね。
棚受けは名前の通り、棚を受け止めて柱と固定するパーツになります。
棚柱に設置するタイプとネジで固定するタイプがあります。
今回は棚の高さを変えることができるように棚柱に設置するタイプにしています。

棚柱に設置するタイプの棚受け
棚柱の穴の位置に合わせて設置するので
高さを変える可能性があるならこちらが
おすすめ。

ネジで固定するタイプの棚受け
ネジで柱や壁に固定するタイプ。
位置を変えるときにネジを外す必要があり、壁や柱に
ネジ穴も開いてしまうので、棚の位置を動かさない場合におすすめ。
棚柱に設置するタイプよりデザイン性のあるものが多い印象です。
棚柱のタイプもネジ固定のタイプも棚受けを取り付ける位置によって2×4材の間の距離が決まります。
設置したい場所の幅などを考えて決める必要があります。
また、棚受けの形状によって棚板に固定するネジの位置と、棚柱との連結部との場所がずれている場合があるので
長さを測るときには注意が必要です。

ちなみに私は、ネジの位置と連結部の位置がずれているタイプ(画像の下側)のものを使ったのですが、
棚柱間の長さをネジ同士の間で測ってしまったのでもう一度取り付け直すことになってしまいました笑

このような感じで取り付けることができました。これを両側に設置して、

これで棚板の完成です。
③ラブリコの2×4材への取り付け、壁際への設置
さて、いよいよラブリコの登場です。
購入してきた2×4材にラブリコを取り付けます。とはいっても、2×4材の両端にラブリコをはめ込むだけなので
とても簡単な作業だけです。
ちなみに、ラブリコ公式サイト、YouTubeには取り付け方の説明動画が挙げられているので参考にしてみてください。
こうしてラブリコを取り付けた2×4材を壁際に設置します。
ラブリコを取り付けた2×4材を設置したい場所に立てて、上側に取り付けたラブリコのジャッキを回して
締めることで、突っ張り棒の要領で柱を固定することができます。

上の画像に見えるネジの様な部分を手で締めていきます。
この時は天井側での作業になるので、台などに乗って作業を行う場合は二人以上で行い
落ちないように支えてもらいながら作業をすることをお勧めします。
④棚板の設置
最後の作業は壁際に取り付けた2本の2×4材の間に棚板を取り付けます。
①で2×4材に取り付けた棚柱はこのようになっています。

棚柱の中央に穴が見えます。この穴に棚受けの接続部をはめ込むことで棚板を設置することができます。
この時も、左右の穴の位置がずれてしまうと棚板が斜めになってしまうため、2×4材間の長さが長い場合は
二人で作業した方が簡単になると思います。
今回使用した棚受けは、棚柱に差し込むとカチっという音がして自動でロックされるタイプでしたので
差し込むだけで取り付けが完了です。

取り外しの際には接続部近くにある透明な部分を押しながら引き抜くと簡単に外せます。
こうして棚板を取り付けると、棚の完成です!

せっかくなのでバスタオルを入れているかごなどを置いてみました。
(バスタオルの入れ方が雑で恥ずかしい…)

大き目な棚にしてしまったので、スペースが空きまくってますね笑
かごなどもそろえて置いていくことで、生活感を無くした棚になればと思います!
まとめ
今回はラブリコを使って棚をDIYしてみました。
かかった費用としては
ラブリコ アジャスター×2セット :約3,000円
2×4材(2,438mm)×2本 :約3,000円
棚板(250mm×1,200mm×18mm)×3枚 :約12,000円
棚柱×2本 :約3,000円
棚受け×6セット :約9,000円
その他(ネジ等) :約1,000円
合計:31,000円
でした!
大き目の棚板を3枚使用したので、金額としては結構高くなってしまいました(^^;)
その分、デッドスペースだった空間に大きな収納を作れたので安いもんでしょう!笑
ラブリコと2×4材を2セットずつだと約6,000円なので、後は予算に合わせて棚板の大きさや種類、
棚受けの種類など選んでいただければ、もっと安くできるかとは思います。
何より、自分で作った棚は愛着が湧きますし、好きな色に塗ったり段数を追加したりと
好きなように育てていけるのがDIYの醍醐味だと思います。
素人なりに作ってみたものですが
DIYにチャレンジしてみる際に参考にしていただければ幸いです!
それでは。
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