【台風】予報円の見方

雑記
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こんにちは。
9月を前にして、次々と台風が発生していますね。
特に今日本に接近中の台風10号は非常に大きいもののようですが、当初の進路予想から大きく外れた
進路を進んでいて予想が難しいと報道されています。

台風が近づくといつもニュースで台風の進路予想図が紹介されていますよね。

こういうやつです。
正式名称は「予報円」というみたいですね。

でもよく考えると、この図の見方、ちゃんとは知らないですよね。
ぱっと見だと、進むにつれてだんだん大きくなるのかな?と思ってしまうのですが
後半になるとあまりにも大きすぎる気がしますし。。。

そこで、この予報円についてどういうものなのか、正しい読み取り方を調べてみました!

予報円とは

そもそも、予報円とはどういうものなのでしょうか。

コトバンク デジタル大辞泉によると予報円とは

「天気予報の用語。台風や暴風域を伴う低気圧の中心が12時間、24時間、48時間、および72時間後に到達すると予想される範囲を円で表したもの。」

とあります。
意識していませんでしたが、到達時間も一定の間隔で決まっているのですね。

また、ウェザーニュースのサイトでは下記のように記載されていました。

「台風の中心が12、24、48、72、96および120時間後に到達する可能性がある範囲を円で表したものです。」
(参考:ウェザーニュース「台風進路図の見方 予報円の大きさが意味するものは?」
    https://weathernews.jp/s/topics/202208/290095/ )

よって、予報円の時間間隔は12時間、24時間、以降は24時間ずつで数はニュースやサイトによる
ということですね。

予報円の大きさは何を表している?

さて、予報円の定義が分かりましたのでどのように見ればいいのかに移りましょう。

実は、先ほど紹介した予報円の定義の部分には続きがありました。
ウェザーニュースのホームページには、下記のように記載されています。

台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示しています。台風本体の雲を表している訳ではありません。

つまり、予報円の位置は「〇〇時間後に70%の確率で台風の中心がある場所」という訳ですね。
下図のようなイメージですかね。

予報円の時間が先になればなるほど、予測が難しくなり台風が到達する可能性のある場所が広くなるため予報円も大きくなっていくのですね。

その他の台風に関する用語

予報円の他に、台風情報を見ていると様々な用語を耳にします。
特に、「暴風域」「強風域」などはよく聞きますね。

これらの用語の意味が気象庁のホームページに記載されていたのでご紹介します。

「暴風域」:台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す。

「強風域」:台風や発達した低気圧の周辺で、平均風速が15m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す。

(参考:気象庁「気圧配置 台風に関する用語」、https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi2.html

暴風域、強風域も予報円と同じように円で示されるので混同してしまいそうですが、見ている図が何なのかをしっかり確認する必要がありますね。

また上記の気象庁のホームページには台風に関する様々な用語載っていますので、ニュースなどで気になった際は確認してみるといいかと思います。

まとめ

夏の終わりになると目にすることが多くなる台風のニュースですが、用語や図の見方が分かるようになると理解が深まりますね。

公共交通機関の運休があったり強風の中での外出は危険もあるので、台風情報を確認した上で安全にお出かけや外出の予定を立てるようにしたいですね!

それではまた。

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